お困りごと相談室 / アトピー

かゆみがひどく、親子で寝不足です。

冬場の乾燥でかゆみが我慢できなくなるというあかりさん。子供に自分と同じ目に遭わせたくないんです。
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アトピー

冬場の乾燥でかゆみが我慢できなくなるというあかりさん。子供に自分と同じ目に遭わせたくないんです。

プロフィール:
あかりさん(41歳)
結婚9年目で、一人息子が小学校に入学したばかりで手がかかる。
派遣で百貨店の婦人服販売をやりつつ、土日はフラワーアレンジメントの講師も務める。
まとまった休みが取れず、大好きな家族旅行にしばらく行けていない。
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お困りごとストーリー

昔からアトピーでしたが、今年の冬は乾燥していたからか、特にかゆく、掻きむしって悪化してしまった。
病院でクリームをもらいましたが、子供の時にステロイド剤を塗っていたからか、効き目が実感できず、ついつい掻いてしまいます。

先生からは掻くと悪化するからかゆくても掻かないように。と言われて、日中はかゆくても掻かないように気をつけているのですが、寝ている時は知らない間に掻いてしまい、朝にはアカギレ状態です。

子供にもアトピーがあり、かゆみで夜寝付けずぐずり出すこともしばしば。寝不足で夫の機嫌も悪くなり、小言を言われ喧嘩になることもあります。

自分も気持ちはわかるのですが、「掻くと酷くなるよ」と言われても、なかなか我慢できないもので、掻きむしって血まみれになり、さらに治りにくくなってしまいます。掻きむしらないように手袋をしても、すぐ外してしまうし、薬を塗っても気持ち悪くて取ってしまうし。

それでも治してあげたいと言う思いが強くて、私も必死になるので、それがイライラになって子供に伝わってしまって、さらにぐずって言うことを聞かない悪循環になってしまいます。

私だけじゃなく、子供もずっとこんなかゆみが続くのかと思うと、悲しくなります。
このかゆみと一生付き合っていかなければならないのでしょうか?

先生のアドバイス

一般論で言うと、確かに冬場は空気が乾燥していますので元々乾燥肌の方にとっては、皮膚のかゆみがひどくなる時期ですので、それはお子さまも含めて大変だと思います。

アトピーに関しては、アトピーの治療をしっかり続けていただいて、原因物質の除去、例えばハウスダストが原因だったらそれを丁寧に掃除機で吸ったり、布団乾燥機でダニを除去したりと、そういったことも必要になります。

また、元々の乾燥を防ぐことも重要です。皮膚は以前掻かれてから悪化したというようなご経験があるように、乾燥時は刺激に対して非常に弱くなっている状況です。

まずは保湿をしっかりする。皮膚にストレスをかけないということが重要になってきます。
皮膚にストレスをかけないということであれば、冬場においては体をタオルで擦り過ぎない。お風呂場で洗うときも擦り過ぎない。肌に負担の少ないスポンジを選択するといったことにも気を配りましょう。
最近はお風呂上りに塗る保湿クリーム等もあるので、できるだけ肌の負担を減らしていくことも重要です。

ステロイド剤に関しては確かにリバウンドもありますし、自己で勝手に塗ってたり、やめたり、そういったことを行わないことも重要になります。そこは主治医と相談しながら保湿、肌に刺激を与えずに、アトピーの原因物質の除去などを行ってください

症状が重い方は、真冬の時期は確かに大変な思いをされることでしょう。
まず現疾患の治療をしっかり行い、お子様と一緒に皮膚を守る習慣を身につけていきましょう。
お風呂で洗うときもゴシゴシ洗い過ぎない!
そして、肌の負担を減らすことを日々の生活の中で意識してください

この記事の監修者

カルナ・メドサロン 橋弥尚孝院長
会員制人間ドック「カルナ・メドサロン」橋弥 尚孝院長
  • ・大阪大学医学部卒業
  • ・大阪大学 特任准教授
  • ・日本抗加齢医学会 評議員
  • ・脳心血管抗加齢研究会 評議員