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自分の身体ではないと思えるぐらいに動けない日がある

予備校生のお子さんがいて、家族がピリピリモードの中、パートと家事の両立で疲れきってしまうという奈津美さん。若い頃はもっと動けていたはずなのに、最近思うように身体が動かないんです。
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疲労

予備校生のお子さんがいて、家族がピリピリモードの中、パートと家事の両立で疲れきってしまうという奈津美さん。若い頃はもっと動けていたはずなのに、最近思うように身体が動かないんです

プロフィール:
奈津美さん(47歳)
クレジットの顧客情報を打ち込むパート。
パートとは言え、6年勤めているので仕事量は増え、責任も重くなってきている。
女性ばかりの職場で人間関係が難しい。
学生時代は弓道で県大会にも出たことがあるが、最近は殆ど身体を動かしていない。
近所の主婦友からピラティスに誘われているので、やってみようかと思っている。
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お困りごとストーリー

毎日、朝5時起床で、家族の朝食とお弁当作り。夫を送り出した後、パートの時間まで食事の片づけ、洗濯、掃除等できる限りの家事をする。9時から17時までフルタイムのパートで働く。

仕事を終えると、買い物や用事を済ませて急いで帰宅し、休む間もなく夕食の準備をする。
夫はいつも19時に帰宅する為、その時間に間に合わせなければならない。
長男は予備校から22時頃帰宅。長女は毎日、不規則な生活をしている。

家族全員がバラバラな生活をしているため、その都度食事の準備や後片付け等、動かなくてはいけないことも多く、自分の時間は寝る前の数十分だけしか取れない生活が続いている。

夫は家事を全くやらず、俺が家族を養っていると言いたげにのけぞってTVを見ている。
子供達は自分のことで精一杯で、家事は母親がやるものと思っている。
家族に手伝ってもらえることはなく、当たり前のように一人で全てをこなす毎日。

若い頃は体力があり、勢いでこなすこともできたが、年々体力の衰えを感じている。
疲れがなかなか抜けず、顔や足のむくみがひどいこともある。
パソコンで仕事をしているため、目の疲れと肩こりで、うずくまる程頭が痛くなることがある。

自分の身体ではないと思えるぐらいに動けない日がある。

このままこの生活を続けていて、大丈夫でしょうか?

先生のアドバイス

お困りごとの内容を見ていると、かなりお疲れのご様子ですね。

確かに精神的にも辛そうですし、体力的にも年齢とともに体力が落ちてくる時期ですので、お忙しい日々の中、睡眠時間も短そうですので、さぞお疲れかと思います。

身体が疲れる原因の大部分を占める、食事と睡眠をしっかり確保することが重要になります
ご自身の食生活が不規則になっている可能性があるので、生活習慣は可能な範囲で整えましょう。

食事をきっちり取れないのであれば、栄養価のあるものをしっかり取る必要があります。
お疲れの場合にはビタミンB等が不足している場合がありますので、ビタミンBの摂取量を増やすことで、筋肉や身体の疲労が回復しやすくなります

あとは最近、運動をしておられないというところですが、体力の衰えを感じておられ、顔や足のむくみがひどいということもありますので、運動習慣を生活に取り入れることも非常に重要になってきます。

主婦友からピラティスに誘われているということですが、ピラティスは体幹を鍛えたり、身体のストレッチといった点でも非常に効果的な運動ですから、主婦友とご一緒に世間話でもしながら、身体を動かすことはストレス解消にも役立つかと思います。

まとまった運動は、最初は少し時間的にも無理なのかもしれませんが、軽い運動は無理に時間を作ってでも、できるだけするようにして下さい。

食生活のバランスということで考えると、イライラしてしまうときにはカルシウム不足、ミネラルバランスが崩れている場合もあります。ビタミンやミネラルバランスの取れた食事を続けることが重要になります。

時間がない場合は一日三食、必ず取らないといけないということはありませんので、ご自身の空いてる時間にできるだけ有意義な食事の時間、そして運動の時間を取り入れるようにして下さい。

この記事の監修者

カルナ・メドサロン 橋弥尚孝院長
会員制人間ドック「カルナ・メドサロン」橋弥 尚孝院長
  • ・大阪大学医学部卒業
  • ・大阪大学 特任准教授
  • ・日本抗加齢医学会 評議員
  • ・脳心血管抗加齢研究会 評議員