お困りごと相談室 / 手荒れ

水仕事の手荒れを少しでも軽くしたい

仕事と家事に忙しく、手荒れが酷くなる一方です。解決策はありませんか?
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水仕事の手荒れを少しでも軽くしたい

仕事と家事に忙しく、手荒れが酷くなる一方です。解決策はありませんか?

プロフィール:
堀川美紀(38歳)
夫(45歳)
長女(11歳)
次女(9歳)
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お困りごとストーリー

平日の朝10時~15時まで自宅から比較的近い飲食店でパートをしています。

店では接客と食器洗い、清掃等もする為、手荒れがひどくなってきました。
仕事中にハンドクリームを塗ることはできないし洗い場だけの担当ではないのでゴム手袋を付けたり外したりすることも面倒でつい素手で洗ってしまいます。

仕事を終えて帰宅すると今度は家族の食事の支度、洗い物、掃除等で結局、一日中手を酷使しているので保湿している暇がありません。
せめて寝る前にケアをしようと思いながらも疲れて寝てしまう日が多く…。

主人が家事を手伝ってくれることはなく、娘2人は手伝う気持ちはあるようですが学校の宿題や習い事で忙しい為、待っていたらいつまで経っても終わりません。

こんな生活の中で手荒れを防ぐ方法はありますか?

先生のアドバイス

日常的に水を使っているとどうしても悪くなるのは避けようがありません。
ご本人も悪くなる原因はわかっているようですから、あとはできるだけ手のケアをしていくことです。

近年、食物アレルギーや花粉症になる原因が、皮膚から入ってくるアレルギー物質であることが明らかになってきました。酷い手荒れのまま、洗い物を続けると、こういったアレルギーにかかりやすいため、セルフケアをしっかり行うよう心がけましょう。

まずは一番の原因である水仕事への対策を考えましょう。
業務用の洗剤は洗浄力が強く、肌への負担が大きいので、可能であれば洗剤を刺激の弱いものに変えてみることを検討してください。

あとはできるだけ手袋をつけて、水洗いの時間を減らすことですが、お仕事であればそういうわけにもいかないでしょうから、家庭の水仕事ではできるだけ手袋をつけ、旦那さんに手伝わせましょう。

ご存知のとおり、セラミドのような保湿成分を含むハンドクリームを塗るというのも効果的です。時間的に塗り薬が難しいということならば、最近は飲み薬もありますので、試してみるのはいかがでしょう。

ハンドクリームを塗る場合は寝る前が良いです。そして、睡眠中も肌は乾燥しますので、手袋をつけることを勧めます。最近はハンドクリームと一緒に売られているものもあるようですが、空気の出入りが悪いピタッとしたものではなく、通気性が良く柔らかい軍手みたいな手袋がいいでしょう。寝ている間に傷ついている箇所を掻いてしまうことも防げるのでお勧めします。

つい忘れて寝てしまうのを防ぐために、手袋とハンドクリームをセットにして、枕元に置いておき、習慣にしてしまうのが継続するコツです。

ご本人が自分でわかっていると思われますので、まずは気付いたことからやっていくことです。悪くなる原因がそこにあるのでこれをカバーしましょう。

この記事の監修者

大阪大学名誉教授 荻野敏先生
大阪大学名誉教授荻野 敏先生
  • 大阪大学医学部卒業後、1995年から2013年まで同大学医学部で教授を務め、現大阪大学名誉教授。耳鼻咽喉科領域におけるアレルギー疾患の診断・治療のスペシャリストとして、アレルギー関連の臨床試験において850本以上の文献に名を連ねる。疫学的研究や医療経済学への知見も深く、消費者のライフサイクルに健康食品を組み込む術のアドバイスも行っている。